道東への旅
北海道への旅は昔からの私の趣味です。
今回は25年前に訪れ、再訪を待ち焦がれていた日本最東端の街、根室を訪れました。
土曜日、仕事終わりに娘と大阪空港で落ち合い、羽田経由で午後8時に霧雨の釧路空港に到着しました。そこからレンターカーを走らせること約3時間、午後11時過ぎにやっと根室のホテルに到着しました。
根室市は日本一夜明けが早いです。朝4時前には明るくなっており、早朝からオホーツク海沿いを進んで日本最東端の納沙布岬に行きました。ここから先はロシアです。これ以上進むわけにはいきません。残念ながら霧で北方領土を望むことはできませんでした。セーターを着ていても風が冷たく本当に夏なのかと疑うくらいでした。
日本最東端の駅、東根室駅です。
ホテルに戻って朝食後、浜中町の霧多布を訪れました。そこでは現地のガイドさんに案内され霧多布岬、霧多布湿原を散策しました。その名のごとく一面に広がる霧は非常に幻想的でした。
崖に咲く色とりどりの花と海猫の鳴き声は五感をくすぐりいつまでもそこにいたい気分でした。
ガイドさんオススメの浜中町のソフトクリームは格別に美味しく、しばらく普通のソフトクリームは食べれなくなりそうです。ガイドさんにお礼を言い、次に日本最大の釧路湿原を訪れました。
クマがでたというニュースに少しヒヤヒヤしながらも湿原内に作られた遊歩道で約1時間の散策を楽しみました。
途中階段が多く膝にこたえましたが、展望台から見た眼下に広がる湿原はそんな疲れなど吹っ飛ぶほどで只々自然の凄さに感銘を受けるばかりでした。
体力も限界に近づき釧路空港に戻り、かなり早めの夕食をとりました。
北海道の旅の終わりにはいつも奮発してウニ丼を食べてしまうのですが、今回も日本酒とともに美味しくいただきました。
羽田経由で関西空港に帰ってきました。1日半だけでしたが大満足の道東の旅でした。