オフロード
ハイブリッド車に始まって、完全EV、今やスマホのような車があふれています。おっさん世代と違い、若者は移動手段としての車にはこだわりがないようです。
約30年前のバブル時代の大型四駆に乗っているのですが、リッター4kmしか走りません。街中では時に3.5kmしか走れず、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」といわれてもひどすぎです。たまには本領発揮でオフロードでも、と思ってましたがなかなか時間がなくて。
ある日、早朝に目覚め、そうだ、さなげに行こう。
さなげアドベンチャーフィールドは愛知県豊田市にある本格的なオフロードが走行できる施設です。トヨタ自動車関連の会社が運営しています。日本各地にオフロード施設はありますが、何でも答えてくれる親切なスタッフのいるところはここだけです。
車両持ち込みでの走行のほか、貸出しでの走行、レクチャーなど4WDに関することはすべて解決できます。通常いつでも入場できますが、本格的なクロカン競技や、全施設貸切のことも多いです。新型LCの撮影もおこなわれていたようです。オフロードコースは初心者向けから上級者向けまであり自由に走行できます。万が一車両が横転しても釣り上げてくださるので安心です。
以前は子供たちを連れて行ってましたが、今回久しぶりに行ってきました。〇〇宣言中のためかガラガラ。少数しか走行してませんでした。大型犬(LC)を連れてくる人や小型犬(jim)を遊ばせている人、お父さんたち、皆楽しそうでした。私も久しぶりに大型犬を遊ばせました。歩いて登るのも難しそうな急坂を平気な顔して登っていきます。多少お腹はこすってましたが、足が延びる伸びる。でもさすがにロックセクションはパスしました。お盆の長雨でコースに60cmの池が出来てましたがザブーンと浸かってました。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」を実感しました。リッター4でもまあいいか。ドロドロになったのでシャワーを浴びさせて帰ってきました。
各国で脱炭素を掲げ各メーカー、エコカーづくりに必死です。黒煙をまき散らして坂道を登っていく車のための新たなオフロード施設が新設されることはなさそうですが、さなげはこのままであってほしいものです。