肥薩線の旅

今週の日曜日は久しぶりの休みだったので肥薩線に乗ってきました。
朝一のANAで鹿児島空港へ。桜島を見ながら北方向に旋回しシラス台地の鹿児島空港に到着。

嘉例川駅までタクシーで10分程度でした。
JR肥薩線、嘉例川駅は1903年(明治36年)に営業を開始した築100年以上のレトロな木造駅舎で登録有形文化財に登録されています。到着した時間には周りに人影はなくベンチで座っているとタイムスリップしたかのようでした。

肥薩線は1927年に海岸沿いの現在の鹿児島本線が開通するまで、八代ー鹿児島を結ぶ重要なルートでした。山間部で高低差がありスイッチバック、ループを使って重連の蒸気機関車が活躍していました。

いよいよハイライトの吉松ー人吉間です。
標高213mの吉松駅から536mの矢岳駅まで登りその後標高106mの人吉駅まで下っていきます。

真幸(まさき)駅に佇む九州の観光列車いさぶろう・しんぺい号です。吉松ー人吉区間は1日たった3本のローカル線です。

車窓から霧島連山を眺めます。鉄道からの日本三大車窓の一つです。

これがマニア必見の大畑(おこば)ループです。スイッチバックとループが組み合わさった日本唯一の場所です。

人吉に着きました。蒸気機関車が現役で熊本ー人吉を走っています。今回は乗車しませんでしたが。
JR九州には最新鋭のクルーズトレイン「ななつ星in九州」をはじめ、キハ40を改装した数々の観光列車や蒸気機関車まで魅力的な列車がいっぱいです。
いつかは「ななつ星in九州」で肥薩線を通ってみたいと考えながら、夕方熊本から新幹線で神戸に戻ってきました。