喘息の検査・治療

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「もしかして喘息かも…」病院ではどんなことをするの?

「もしかして喘息かも…」病院ではどんなことをするの?

こんにちは。神戸市東灘区の三上内科クリニックです。

「長引く咳や息切れが気になるけれど、病院に行くと痛い検査や苦しい検査をされるのでは…?」 そんな不安から、受診をつい後回しにしてしまっている方はいらっしゃいませんか。

初めての病院、初めての検査は誰でも緊張するものです。しかし、ご安心ください。喘息の診断において、体に大きな負担がかかるような痛い検査を行うことは基本的にはありません。

今回は、当院で実際に行っている喘息の検査内容と、その後の治療の流れについて分かりやすくお話しします。「これなら受けてみようかな」と、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

あなたの「声」が最大のヒント。まずはじっくりお話を聞かせてください

検査機器を使う前に、当院が何よりも大切にしていることがあります。それは「問診(お話を伺うこと)」です。 実は、喘息の診断において、患者さんご自身の言葉が最も重要な手がかりになります。

  • 「いつから咳が出始めましたか?」
  • 「1日のうちで、咳や息苦しさがひどくなる時間帯はありますか?(夜中や明け方など)」
  • 「どんな時に症状が悪化しますか?(季節の変わり目、冷たい空気を吸った時など)」
  • 「ご家族に喘息やアレルギーを持つ方はいらっしゃいますか?」

これらの質問を丁寧に重ねることで、喘息の可能性を探っていきます。「うまく説明できるかな」と心配する必要はありません。思いつくままに、普段感じている不調をそのまま私たちに教えてください。

痛くない・
苦しくない。当院で行う主な検査

痛くない・苦しくない。当院で行う主な検査

1. 呼気NO検査

検査の方法は驚くほど簡単で、専用の小さな機器に向かって「約10秒間、一定の強さで息をふーっと吹き込むだけ」です。痛みや苦しさは全くありません。
気道にアレルギー性の炎症が起きていると、吐き出す息の中に含まれる「一酸化窒素(NO)」という成分の濃度が高くなります。
この数値を測定することで、ご自身の咳や息苦しさが「ただの風邪」なのか、それとも「喘息による炎症」なのかを、客観的なデータに基づいて正確に見極めることができます。

2. 呼吸機能検査(スパイロメトリー)

健康診断などで経験したことがある方も多いかもしれません。筒状のマウスピースを口にくわえ、息を思い切り吸い込んでから、勢いよく最後まで吐き出す検査です。 「肺活量はどれくらいあるか」「息を吐き出す力(空気の通り道の広さ)はどの程度か」を調べます。喘息になると気道が狭くなるため、息を勢いよく吐き出す力が低下してしまいます。

3. 胸部レントゲン・心電図検査(当院ならではの強み)

「喘息の検査なのに、どうして心電図?」と疑問に思われるかもしれません。 前回の記事でもお伝えした通り、長引く咳や息切れの原因が、実は「心不全」などの心臓の病気であるケースが少なくないからです。循環器内科を専門とする当院では、胸部レントゲンや心電図検査をしっかりと行い、心臓や肺の他の病気(肺炎など)が隠れていないかを慎重に除外します。これにより、誤診を防ぎ、より安全で確実な治療へと繋げることができます。

治療の基本は「吸入ステロイド薬」。毎日の積み重ねが大切です

検査の結果、喘息(または咳喘息)と診断された場合、すぐに治療をスタートします。

当院では、何か特別な魔法のような治療を行うわけではありません。医学的根拠に基づいた「世界的な標準治療」を、患者さんのライフスタイルに合わせて着実に進めていくことを第一としています。

喘息治療の主役は、飲み薬ではなく「吸入ステロイド薬」です。

なぜ「吸入薬」なのか?

喘息は気道の「炎症(ボヤ)」ですから、その火元に直接お薬を届けるのが一番効果的です。専用の器具を使ってお薬を口から吸い込み、直接気管支に届けます。 「ステロイド」と聞くと副作用を心配される方も多いですが、吸入薬は飲み薬と違ってごく微量が気道にのみ作用するため、全身への副作用は極めて少なく、長期間でも安全に使用できます。

治療の2本柱

  • 毎日使って発作を予防するお薬(コントローラー) 吸入ステロイド薬が中心です。症状がない時でも毎日続けることで、気道の炎症を根本から鎮め、発作が起きにくい丈夫な気道を作ります。
  • 発作が起きた時に鎮めるお薬(リリーバー) 急な咳や息苦しさが出た時に、一時的に気道を広げて呼吸を楽にするお薬です。

「症状がなくなった=治った」ではありません

「症状がなくなった=治った」ではありません

喘息治療で最も失敗しやすいのが、「咳が出なくなったから、もうお薬はやめていいだろう」と患者さんご自身の判断で治療をストップしてしまうことです。

表面上の咳や息苦しさが消えても、気道の奥の炎症はくすぶり続けています。ここで治療をやめてしまうと、再び大きな発作を引き起こし、気道が硬くなる「リモデリング」が進行してしまいます。

高血圧のお薬を毎日飲んで血圧をコントロールするのと同じように、喘息も「お薬で上手にコントロールしながら付き合っていく病気」です。 三上内科クリニックでは、患者さんが無理なく治療を続けられるよう、お薬の吸い方の指導から生活環境へのアドバイスまで、スタッフ一同でしっかりとサポートいたします。

「長引く咳」や「息切れ」でお悩みの方は、ぜひ一度、痛くない検査と基本に忠実な治療で、安心の毎日を取り戻しませんか。

〒658-0032神戸市東灘区向洋町中3丁目2-2

診療時間 日・祝
8:30 - 11:30 ×
16:00 - 19:00 × × ×

休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日
毎週火曜日の16時〜18時に皮膚科専門医による診察を行っております。
混雑が予想されますので、受診をご希望の方は事前にお電話でご予約ください。

「アイランドセンター駅」徒歩3分

駐車場有

お電話078-855-5031

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