動悸・息切れ

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「最近、ドキドキする…」「すぐに息切れが…」その症状、もしかして心臓のサイン?神戸市の循環器内科専門医が解説

「最近、ドキドキする…」「すぐに息切れが…」その症状、もしかして心臓のサイン?神戸市の循環器内科専門医が解説

「なんだか心臓がドキドキする」
「ちょっと動いただけで息が切れる」
「いつもの散歩、買い物程度で息が上がるようになった」
「じっとしているのに心臓がバクバクしている」

このような動悸や息切れを感じて、不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。動悸や息切れは、疲労や運動不足など、日常的な原因で起こることもありますが、中には心臓や肺の病気が潜んでいる可能性もあります。
神戸市で循環器内科を専門とする『三上内科クリニック』では、患者様一人ひとりのお悩みに対して丁寧に診察し、適切な治療をご提供しています。
この記事では、動悸や息切れの原因となりうる病気、特に注意すべき症状、そして当院での検査や治療について詳しく解説いたします。

こんな動悸・息切れには要注意!医療機関の受診を検討すべき症状

こんな動悸・息切れには要注意!医療機関の受診を検討すべき症状

動悸や息切れは、多くの場合、安静にすることで落ち着きます。しかし、以下のような症状を伴う場合や、頻繁に起こる場合は、医療機関を受診することを強くお勧めします。

胸の痛みや圧迫感を伴う動悸・息切れ

狭心症や心筋梗塞の可能性があります。

めまいや失神を伴う動悸・息切れ

不整脈や心臓弁膜症の可能性があります。

呼吸困難が強い、横になるのが辛い

心不全や肺の病気の可能性があります。

動悸が激しく、脈が速すぎる、または遅すぎる

重篤な不整脈の可能性があります。

安静時にも続く動悸・息切れ

心臓や肺の機能低下が考えられます。

むくみを伴う動悸・息切れ

心不全の可能性があります。

これらの症状は、放置すると重症化する可能性があるため、早めの受診が大切です。

動悸の原因となりうる病気

動悸は、心臓の拍動を異常に強く感じたり、速く感じたりする症状です。循環器系の病気では、以下のようなものが原因となることがあります。

不整脈

心臓の電気信号の異常によって、脈が速くなったり遅くなったり、不規則になったりする不整脈は、動悸の最も一般的な原因の一つです。

期外収縮 時々、脈が飛んだり、ドキッとしたりする感じ
心房細動・
心房粗動
脈が速く、不規則になる
頻脈性不整脈 脈が異常に速くなる
徐脈性不整脈 脈が異常に遅くなる

当院では、心電図検査(ホルター心電図を含む)を行い、不整脈の種類や原因を特定し、薬物療法など、適切な治療を行います。

狭心症・心筋梗塞

心臓への血液の流れが一時的に悪くなる狭心症や、完全に途絶えてしまう心筋梗塞でも、動悸を感じることがあります。これは、酸素不足の結果、脈が早くなったり、また不整脈を引き起こすためです。

これらの病気には、胸の痛みや圧迫感を伴うことが多いですが、動悸が主な症状として現れる場合もあります。

心不全

心臓のポンプ機能が低下する心不全では、全身に十分な血液を送るために心臓が過剰に働くようになり、動悸を感じることがあります。

心臓弁膜症

心臓には、血液が逆流しないようにするための弁が4つあります。これらの弁に異常が生じる心臓弁膜症では、心臓に負担がかかり、動悸や息切れの原因となることがあります。

甲状腺機能亢進症

循環器系の病気ではありませんが、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症も、動悸を引き起こすことがあります。

息切れの原因となりうる病気

息切れは、呼吸が苦しく感じたり、息が十分に吸えないように感じたりする症状です。循環器系の病気では、以下のようなものが原因となることがあります。

心不全

心臓のポンプ機能が低下し、肺に水分が溜まる(肺うっ血)ことで、息切れが起こります。労作時だけでなく、安静時や夜間に息苦しくなることもあります。

心臓弁膜症

心臓の弁の異常によって、血液の流れがスムーズでなくなり、肺に負担がかかることで息切れが生じます。

肺高血圧症

肺の血管の血圧が高くなる肺高血圧症では、心臓がより強い力で血液を送り出す必要があり、息切れや動悸を引き起こします。

先天性心疾患

生まれつき心臓の構造に異常がある先天性心疾患も、動悸や息切れの原因となることがあります。

循環器以外の原因も?考えられるその他の病気

動悸や息切れは、心臓や血管の病気以外にも、以下のような原因で起こることがあります。

呼吸器系の病気 喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎など
貧血 赤血球が減少し、酸素を十分に運べなくなる
精神的な原因 パニック障害、不安神経症など
過労や睡眠不足 自律神経の乱れ
脱水 血液量の減少
薬剤の副作用 一部の薬は動悸を引き起こすことがある

これらの原因も考慮しながら、総合的に診断を行うことが重要です。

動悸・息切れを感じたら?自分でできることと医療機関への受診

動悸・息切れを感じたら?自分でできることと医療機関への受診

動悸や息切れを感じたら、まずは安静にし、楽な体勢をとりましょう。深呼吸をすることも有効です。症状が落ち着くか、持続時間、誘因などを記録しておくと、医療機関を受診する際に役立ちます。

特に、安静にしても症状が改善しない場合や、上記の「要注意な症状」を伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。

神戸市の『三上内科クリニック』では、動悸や息切れの原因を特定するために、問診、心電図、レントゲン、心臓エコー、血液検査、呼吸機能検査など、必要な検査を迅速に行うことができます。循環器内科専門医が、患者様一人ひとりの症状に合わせて丁寧に診断し、適切な治療をご提案いたします。

また、当院では、睡眠時無呼吸症候群が動悸や息切れの原因となる可能性も考慮しています。睡眠中に呼吸が止まることで、血液中の酸素濃度が低下し、心臓に負担がかかることがあります。気になる方は、お気軽にご相談ください。

〒658-0032神戸市東灘区向洋町中3丁目2-2

診療時間 日・祝
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16:00 - 19:00 × × ×

休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日

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駐車場有

お電話078-855-5031

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