血圧はどれくらいからが大変?

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血圧はどれくらいからが大変?

血圧はどれくらいからが大変?

健康診断や自宅で血圧を測った時、「この数値は大丈夫なのかな?」と不安に感じたことはありませんか?血圧の数値は、あなたの健康状態を映し出す大切なバロメーターです。しかし、「どれくらいからが問題なのか」「具体的にどう対処すべきか」が分からず、そのままにしてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

三上内科クリニックは、「予防医療を通じて健康資産を守る」循環器内科専門のクリニックとして、患者様一人ひとりの血圧の状態を丁寧に診ています。このページでは、血圧の数値が持つ意味と、それぞれの段階であなたがどのように健康と向き合うべきかを具体的に解説します。

知っておきたい血圧の基準値

まず、一般的な血圧の基準を確認しましょう。血圧には「上の血圧(収縮期血圧)」と「下の血圧(拡張期血圧)」があります。ここでは、特に上の血圧に焦点を当てて解説していきます。

日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」では、診察室での血圧と家庭での血圧で基準値が異なりますが、今回は家庭で測定する血圧の目安を元に解説します。

家庭血圧の基準値

正常高値血圧: 125~134mmHg(かつ/または下の血圧が75~84mmHg)

高血圧

135mmHg以上(かつ/または下の血圧が85mmHg以上)

この基準を踏まえて、具体的な数値ごとの注意点を見ていきましょう。

血圧の数値別!「健康資産」を守るためのチェックポイント

上の血圧が110mmHg台の時:理想的な状態を維持しましょう

あなたの「健康資産」

非常に良好な状態です!

この数値が意味すること

理想的な血圧と言えます。心臓や血管への負担が少なく、動脈硬化の進行リスクも低い状態です。

三上内科クリニックからのアドバイス

この素晴らしい状態を維持することが何よりも大切です。現在の健康的な生活習慣を継続し、定期的な健康診断でこの良好な状態を定期的に確認しましょう。

上の血圧が120mmHg台の時:今の健康習慣を続け、定期的な確認を

あなたの「健康資産」

良好な状態です。

この数値が意味すること

基準範囲内であり、大きな心配はありません。しかし、生活習慣によっては将来的に血圧が上昇する可能性も秘めています。

三上内科クリニックからのアドバイス

偏りのない食事、適度な運動、十分な睡眠など、今の健康的な生活習慣を継続しましょう。年に一度の健康診断などで血圧の定期的な測定を忘れずに行い、数値の変化に注意してください。

上の血圧が130mmHg台の時:少し注意が必要な「正常高値血圧」です

あなたの「健康資産」

わずかに黄色信号が点滅し始めています。

この数値が意味すること

「正常高値血圧」に分類されます。まだ高血圧とは診断されませんが、将来高血圧に移行するリスクが高い状態です。特に下の血圧も高めであれば、より注意が必要です。

三上内科クリニックからのアドバイス

生活習慣の見直しを真剣に始める時期です。塩分控えめの食事、野菜中心の食生活、適度な有酸素運動(ウォーキングなど)、禁煙、節酒などを意識しましょう。この段階で対策を始めることが、高血圧への進行を防ぎ、健康資産を守る上で非常に重要です。一度、当院でご相談いただくことをお勧めします。定期的な血圧測定とその記録も開始しましょう。

上の血圧が140mmHg台の時:高血圧症の可能性が高い状態です

あなたの「健康資産」

明らかな黄色信号、あるいは赤信号に近づいています。

この数値が意味すること

家庭でこの数値が継続的に出る場合、高血圧症と診断される可能性が高い状態です。心臓や血管への負担が増加しており、放置すると動脈硬化や合併症のリスクが高まります。

三上内科クリニックからのアドバイス

この段階での医療機関の受診は必須です。 自己判断で放置せず、まずは内科、特に循環器内科を受診してください。当院では、高血圧の原因を特定するための詳細な検査(心臓超音波、頸動脈エコー、血液検査など)を定期的に実施し、あなたの状態に合わせた治療計画を提案します。生活習慣の改善と並行して、必要に応じて薬物療法も検討します。

上の血圧が150mmHg台の時:早急な対応が必要な高血圧症です

あなたの「健康資産」

明らかな赤信号が点灯しています。

この数値が意味すること

中等度の高血圧症であり、心臓や血管への負担はかなり大きくなっています。脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こすリスクが非常に高まっている状態です。

三上内科クリニックからのアドバイス

一刻も早く医療機関を受診してください。 血圧を下げるための薬物療法を開始することが強く推奨される段階です。当院では、循環器内科専門医が、高血圧による臓器への影響を定期的な検査で詳細に評価し、最適な治療を進めます。放置すれば取り返しのつかない事態になる可能性もあります。

上の血圧が160mmHg台以上の時:非常に危険な状態、緊急性を伴う場合も

あなたの「健康資産」

危険な状態であり、緊急の対応が必要です。

この数値が意味すること

重度の高血圧症です。この数値が続く場合、いつ心筋梗塞や脳卒中、大動脈乖離といった生命を脅かす緊急事態が起きてもおかしくない非常に危険な状態です。

三上内科クリニックからのアドバイス

すぐに医療機関を受診してください。 場合によっては、速やかに血圧を下げるための入院や集中的な治療が必要になることもあります。当院でも、このような状態の患者様には、速やかに診断と適切な処置を行い、総合病院との連携も視野に入れて対応します。

あなたの「健康資産」を守るために、三上内科クリニックができること

血圧の数値は、ただの数字ではありません。それは、あなたが将来どれだけ健康でいられるかを示す「健康資産」の残高のようなものです。高血圧は、この大切な資産を静かに蝕んでいく「サイレントキラー」と呼ばれています。

三上内科クリニックは、循環器内科専門医として、高血圧症の「予防」と「早期発見・早期治療」に全力を注いでいます。

専門的な診断と定期的な検査

最新の機器と専門知識で、血圧が高い原因や、心臓・血管への影響を詳細に調べ、定期的に評価します。

個別化された治療計画

患者様一人ひとりのライフスタイルや体の状態に合わせた、最適な治療(薬物療法、生活習慣改善アドバイスなど)を提案します。

将来を見据えた予防医療: 血圧を下げるだけでなく、将来の重大な病気を防ぐための、長期的な視点に立った健康管理をサポートします。

「まだ大丈夫」と自己判断せず、血圧の数値が気になる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの「健康資産」を守り、豊かな人生を送るために、私たちが全力でサポートいたします。

〒658-0032神戸市東灘区向洋町中3丁目2-2

診療時間 日・祝
8:30 - 11:30 ×
16:00 - 19:00 × × ×

休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日
毎週火曜日の16時〜18時に皮膚科専門医による診察を行っております。
混雑が予想されますので、受診をご希望の方は事前にお電話でご予約ください。

「アイランドセンター駅」徒歩3分

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