口が渇く・尿量の異常

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最近、やけに喉が渇く…トイレの回数も増えた?その症状、もしかして糖尿病や腎臓のサインかも?

最近、やけに喉が渇く…トイレの回数も増えた?その症状、もしかして糖尿病や腎臓のサインかも?

「なんだかいつも喉が渇いて、水分ばかり摂ってしまう」
「最近、トイレの回数がやけに増えた気がする」
「寝ている間にトイレで目が覚めることが増えた」

このように、口の渇きや尿量の異常を感じている方はいらっしゃいませんか?これらの症状は、一時的なもので済むこともありますが、中には糖尿病や腎臓病、脱水など、注意が必要な病気や状態が隠れている可能性があります。

神戸市で循環器内科を専門とする『三上内科クリニック』では、患者様一人ひとりのお悩みに対して丁寧に診察し、適切な治療をご提供しています。
この記事では、口の渇きと尿量の異常の原因となりうる病気や状態、特に注意すべき症状、そして当院での診療について詳しく解説いたします。

こんな口の渇き・尿量の異常には要注意!医療機関の受診を検討すべき症状

こんな口の渇き・尿量の異常には要注意!医療機関の受診を検討すべき症状

口の渇きや尿量の異常は、放置すると重篤な状態につながる可能性もあります。以下のような症状が見られる場合は、自己判断せずに医療機関を受診することをお勧めします。

口の渇きの場合

異常な喉の渇きが続く場合

糖尿病、脱水、薬剤の副作用などが考えられます。

夜間にも喉が渇いて目が覚める場合

糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などが考えられます。

口の渇きとともに、体重減少や倦怠感がある場合

糖尿病などが考えられます。

口の渇きとともに、皮膚の乾燥やかゆみがある場合

糖尿病、シェーグレン症候群などが考えられます。

尿量の異常の場合

尿量が明らかに増えた場合(多尿)

糖尿病、尿崩症、腎臓病などが考えられます。

尿量が明らかに減った場合(乏尿、無尿)

脱水、腎臓病、尿路閉塞などが考えられます。

夜間に何度もトイレに行く場合(夜間頻尿)

糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、前立腺肥大症(男性)、心不全などが考えられます。

尿に泡立ちが多い場合

腎臓病、糖尿病などが考えられます。

尿の色がおかしい場合(血尿、濃い茶色など)

膀胱炎、肝疾患、尿路系悪性腫瘍などが考えられます。

これらの症状は、放置すると重症化する可能性があるため、早めの受診が大切です。

口の渇きの原因となりうる病気や状態

口の渇きは、様々な原因で起こりますが、全身性の病気が隠れていることもあります。

糖尿病

血糖値が高い状態が続くと、喉の渇きを感じやすくなります。これは、体が高血糖を是正するために水分を必要とするためです。多尿も糖尿病の典型的な症状の一つで、血糖値を下げるために尿として糖を排泄しようとする結果、尿量が増えます。

脱水

体内の水分が不足すると、口の渇きを感じます。発熱、下痢、嘔吐、過度な発汗などが原因で起こります。重度の脱水は、腎機能障害を引き起こす可能性もあります。

薬剤の副作用

一部の降圧薬、抗ヒスタミン薬、抗コリン薬、利尿薬などは、口の渇きを副作用として引き起こすことがあります。利尿薬は、尿量を増やすことで脱水を引き起こし、結果的に口の渇きにつながることもあります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が一時的に止まる病気です。夜間に口呼吸になりやすいため、口が渇くことがあります。また、ホルモンバランスの乱れから多尿になることもあります。

その他

ストレス、加齢、口呼吸の習慣なども、口の渇きの原因となることがあります。

尿量の異常の原因となりうる病気や状態

尿量の異常は、腎臓の機能や全身の状態を反映することがあります。

糖尿病

多尿も糖尿病の典型的な症状の一つです。
高血糖状態が続くと、血糖値を下げるために尿として糖を排泄しようとする結果、尿量が増加します。

腎臓病

腎臓は尿を作る臓器であり、その機能が低下すると、尿量の異常(多尿、乏尿、無尿)を引き起こします。糸球体腎炎、腎不全、ネフローゼ症候群など、様々な腎臓病が原因となります。

尿崩症

抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌不足や作用不全により、腎臓での水分の再吸収がうまくいかず、大量の尿が出る病気です(多尿)。強い喉の渇きを伴います。

膀胱炎、尿路感染症

膀胱や尿道に細菌などが感染すると、頻尿や排尿痛とともに、尿量の変化を感じることがあります。

前立腺肥大症

男性の場合、前立腺が肥大することで尿道を圧迫し、排尿困難や頻尿、夜間頻尿を引き起こします。

心不全

心臓のポンプ機能が低下すると、腎臓への血流が悪くなり、尿量が減少することがあります。しかし、病状によっては夜間頻尿が見られることもあります。

脱水

体内の水分が不足すると、尿量が減少します。

その他

利尿作用のある飲み物(コーヒー、アルコールなど)の過剰摂取、薬剤の副作用なども尿量の変化を引き起こすことがあります。

口の渇き・尿量の異常を感じたら?医療機関への受診と当院の診療について

口の渇き・尿量の異常を感じたら?医療機関への受診と当院の診療について

口の渇きや尿量の異常は、放置すると重篤な病気の発見が遅れる可能性があります。気になる症状があれば、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。

神戸市の『三上内科クリニック』では、患者様の症状を詳しくお伺いし、問診、身体診察に加え、必要に応じて血液検査(血糖値、HbA1c、腎機能など)、尿検査を行い、口の渇きや尿量の異常の原因を診断いたします。
糖尿病が疑われる場合は、さらに詳しい血糖値検査などを行います。腎臓病が疑われる場合は、腎機能の詳細な評価や画像検査などを行います。脱水が疑われる場合は、適切な水分補給の指導や点滴治療を行います。

〒658-0032神戸市東灘区向洋町中3丁目2-2

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