糖尿病かどうかを確かめるには?

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糖尿病かどうかを確かめるには?

糖尿病かどうかを確かめるには?

「もしかして、私、糖尿病かも?」「健康診断の数値が気になっているけど、病院に行くのはちょっと…」と感じていませんか?糖尿病は、初期には自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行してしまう怖い病気です。しかし、早期に発見し適切に対処すれば、重篤な合併症を防ぎ、健康な生活を長く続けることができます。

三上内科クリニックは、「予防医療を通じて健康資産を守る」ことを理念に掲げる循環器内科専門のクリニックです。このページでは、糖尿病の可能性があるときにどのような検査をするのか、また、知っておきたい初期症状について詳しく解説します。あなたの未来の健康を守るために、ぜひ参考にしてください。

糖尿病はなぜ早期発見が大切なのか?

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)の濃度が高い状態が続く病気です。血糖値が高い状態が長く続くと、全身の血管が傷つき、**神経障害、網膜症(失明のリスク)、腎症(透析のリスク)**といった三大合併症のほか、心筋梗塞や脳卒中など、命に関わる病気のリスクが格段に高まります。

これらの合併症は、一度発症すると元に戻すのが難しい場合が多く、生活の質を大きく低下させます。だからこそ、糖尿病は「いかに早く見つけ、対策を始めるか」があなたの**「健康資産」**を守る上で非常に重要なのです。

糖尿病かどうかを確かめるための主な検査

糖尿病かどうかを診断するには、病院での血液検査が不可欠です。主に以下の検査を行います。

血糖値検査

  • 空腹時血糖値: 食事をとらずに8時間以上経過した状態で採血します。
  • 正常値: 100mg/dL未満
  • 境界型(糖尿病予備群): 100~125mg/dL
  • 糖尿病型: 126mg/dL以上
  • 随時血糖値: 食事時間に関係なく測定します。
  • 糖尿病型: 200mg/dL以上の場合、糖尿病が強く疑われます。

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)検査

HbA1cは、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映する数値です。血糖値が日によって変動しても、長期的な血糖の状態がわかるため、糖尿病の診断や治療効果の判定に非常に重要な指標となります。

  • 正常値: 5.6%未満
  • 境界型(糖尿病予備群): 5.6~6.4%
  • 糖尿病型: 6.5%以上

その他の関連検査

糖尿病の診断と同時に、合併症のリスクや他の生活習慣病の有無を確認するために、以下のような検査も定期的に実施します。

尿検査

尿糖や尿蛋白の有無を確認し、腎臓の合併症がないかを調べます。

脂質検査

糖尿病の人は脂質異常症を合併しやすいため、コレステロールや中性脂肪の値をチェックします。

肝機能・腎機能検査

糖尿病が肝臓や腎臓に与える影響を確認します。

心電図・心臓超音波検査

循環器内科専門医の当院では、糖尿病が心臓に与える影響も定期的に検査し、早期から合併症の予防に努めます。

知っておきたい糖尿病の症状

糖尿病は初期には症状はありません。

以下のような症状があれば糖尿病はすでに進行していると考え、放置せず早急に医療機関を受診してください。

口が渇く・水分を多く摂る(口渇、多飲)

血糖値が高いと、体は血糖を尿として排出しようとするため、脱水傾向になり喉が渇きやすくなります。

尿の量が多い・頻繁にトイレに行く(多尿、頻尿)

血糖を尿と一緒に排出するため、尿量が増え、夜間頻尿になることもあります。

体重が減る

体がブドウ糖をエネルギーとして利用できなくなり、脂肪や筋肉を分解してエネルギーにしようとするため、食べているのに体重が減ることがあります。

疲れやすい・だるい(倦怠感)

体がエネルギー不足になるため、全身のだるさや倦怠感を感じやすくなります。

手足がしびれる・感覚が鈍い

血糖値が高い状態が続くと、神経が傷つき、手足のしびれや感覚の異常が出ることがあります(糖尿病性神経障害の初期症状)。

目がかすむ・視力が落ちた気がする

網膜の血管が傷つき始めると、視力低下やかすみ目などの症状が出ることがあります(糖尿病性網膜症の初期症状)。

感染症にかかりやすい・治りにくい

血糖値が高いと免疫力が低下し、膀胱炎や皮膚の感染症、風邪などにかかりやすくなったり、傷が治りにくくなったりします。

三上内科クリニックの糖尿病治療と予防医療

三上内科クリニックの糖尿病治療と予防医療

三上内科クリニックでは、「予防医療を通じて健康資産を守る」という理念に基づき、糖尿病の診断から治療、そして合併症の予防までを総合的にサポートしています。

早期発見のための詳細な検査

血糖値やHbA1cはもちろんのこと、糖尿病が心臓や血管に与える影響を早期に捉えるため、心臓超音波検査や頸動脈エコーなど、循環器内科専門医ならではの定期的な検査を行います。これにより、合併症のリスクを未然に防ぐための対策を講じます。

患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療

糖尿病の治療は、患者様のライフスタイルや体質、他の病気の有無によって異なります。当院では、画一的な治療ではなく、以下のようなアプローチで個別最適な治療計画を提案します。

生活習慣改善の徹底サポート

管理栄養士と連携し、食生活や運動習慣に関する具体的なアドバイスを提供します。無理なく続けられる方法を一緒に考え、病気にならない体づくりを支援します。

適切な薬物療法

必要に応じて、内服薬やインスリン注射など、患者様に最適な薬物療法を提案し、副作用の管理や効果の確認を定期的に行います。

合併症の包括的ケア

循環器内科専門医として、糖尿病による高血圧、脂質異常症、動脈硬化症など、心血管系の合併症リスクを総合的に管理し、早期から予防・治療を行います。

「健康資産」を守り育む継続的なサポート

糖尿病は、一度診断されると継続的な管理が必要な病気です。当院では、患者様が安心して治療を続けられるよう、定期的な診察と検査を通じて、長期的にあなたの「健康資産」を守り育むパートナーとして寄り添います。

〒658-0032神戸市東灘区向洋町中3丁目2-2

診療時間 日・祝
8:30 - 11:30 ×
16:00 - 19:00 × × ×

休診日:木曜午後、土曜午後、日曜・祝日
毎週火曜日の16時〜18時に皮膚科専門医による診察を行っております。
混雑が予想されますので、受診をご希望の方は事前にお電話でご予約ください。

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お電話078-855-5031

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