オホーツクの旅

連休の前半、北オホーツクに行ってきました。
北海道の地方空港へは最近大阪から直行便がないので、羽田経由で女満別へ。
女満別は久しぶりでしたが、以前と変わらない風景がありました。

7月下旬にも関わらず気温17度、風が吹くとまだ寒いです。曇っていたのでセーターを着てちょうど心地よい気温でした。
訪れた場所に殆ど観光客はいません。

サロマ湖畔のワッカ原生花園でサイクリングをしていると2匹のエゾシカがかわいい目をしてこちらを見ていました。距離はあったのですがかなり大柄で、奈良の鹿とはサイズが違います。もっと近寄ってきたら相当怖かったと思います。

翌日はサロマ湖からオホーツク沿いを北に向かいました。道が一本しかないので迷うことはありません。

北見神威岬(きたみかむいみさき)。
北見枝幸を出発した一両のキハ22は目梨泊から斜内までの間、北見神威岬を回ります。オホーツク海に突き出すこの岬を最小半径でゆっくりと進んでいきます。

岬を回るキハ22の運転席の後ろでオホーツクの流氷を見ながら必死で写真を撮っていた少年は、思えば37年も前のことでした。そのあと昭和60年に興浜北線は廃止になりました。

そんなことを思い出しながら娘と岬灯台を見ました。あいにく大雨でしたが。

さらに北を目指します。右手にオホーツク海、左には広大な猿払原野の牧場が広がっています。車を止めて牧場を眺めると、のんびり草を食べている牛、遠くでは飛び跳ねている牛もいました。

最後は日本最北端の宗谷岬を訪れました。ここで初めて多くの観光客を見かけました。

稚内空港でお土産を買おうと思ってたのですが、空港の土産物売り場が朝夕各1時間のみの営業でした。1日2便しか飛んでないので当然ですね。(最近羽田便は欠航となってます)
ターミナル内で休憩している方々もいたのですが、夕方の千歳行き近くになるといなくなりました。空港職員だったのですね。
稚内空港も以前は礼文・利尻の定期便があったのですが・・・。
千歳経由で大雨の関西空港に戻ってきました。