よくある質問|神戸ベイSAS相談所|神戸市東灘区 睡眠時無呼吸症候群

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よくある質問

睡眠時無呼吸症候群によくある疑問

Q:SASの人は息が止まったまま死亡するのですか?

A:呼吸停止により二酸化炭素濃度が上昇するとその代償として呼吸が活発になります。ただしその際に苦しくて目を覚ます場合があります。止まったまま死亡することはありません。

Q:SASの人の死亡率は高いですか?

A:重症睡眠時無呼吸症候群(1時間当たりの呼吸停止が30回以上)に限れば死亡率は高くなります。長期間にわたる慢性的な低酸素でその後合併症を併発していくからです。

Q:睡眠アプリでいびきがひどいです。受診すべきでしょうか?

A:睡眠アプリはスマホを枕元に置いておく場合と、腕時計型の場合があります。特に腕時計型の場合は加速度、心拍数、いびき録音、その他様々な指標からある程度正確に無呼吸がわかります。実際クリニックに来られる患者さんもアプリを見せていただく場合が多いです。

Q:軽症のSASと診断されました。治療する意味はあるのでしょうか?

A:起床時の頭痛、日中の眠気などの症状があれば治療する意味はあります。ただし軽症の無呼吸を放置することで心血管疾患の発生率上昇や死亡率の上昇といったデータはありません。あくまでも軽症のSASの治療目的は自覚症状を改善することです。

Q:SAS診断は耳鼻科ではなく内科で良いのですか?

A:SAS診断にあたっては内科であっても、まず問診や口腔内の視診を行います。上気道の観察はできますので内科でも十分可能です。ただし鼻づまりがひどい場合や扁桃肥大が高度な場合は合わせて耳鼻科的な診察・処置が必要です。

Q:SASの治療はCPAPしかないのですか?

A:SASの原因により異なります。マウスピースを第一選択にする場合、CPAPを第一選択にする場合、あるいはCPAP治療をしながら耳鼻科手術(下鼻甲介手術、鼻中隔矯正手術、鼻弁手術)を考慮する場合があります。なお特殊なケースですが植込み型舌下神経刺激療法を行う場合もあります。

Q:CPAPは中止できるのですか?

A:その方のSASの原因が肥満などの解剖学的関与が大きい場合は、減量によりSASの程度が改善し中止できる場合もあります。ただし心血管疾患の方の場合は解剖学的以外の関与が大きいので中止しない方が良いでしょう。

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